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2025/5/21
千葉商科大学
千葉商科大学入学センターは、賛同を得た千葉県内12校の大学・短期大学と協力し、学校推薦型選抜推薦書の共通様式導入を決定した。従来の学校推薦型選抜推薦書は大学ごとに様式が異なっており、作成を担う高校教員からは煩雑化や負担の重さが指摘されていた。また、文部科学省も2025年度入学者選抜実施要項において、「編集可能な様式のデータファイルをダウンロード可能とすること等により、資料を作成する者の負担軽減に努めることが望ましい」と言及。その後2024年5月には神奈川県が「全国大学推薦書標準様式」を全国で初めて導入した。これを受け、千葉商科大学入学センターも共通様式の導入検討を開始。2024年8月に千葉県大学・短期大学入試広報連絡会を通じて賛同大学を募集し、県内の12大学・短期大学から賛同を得た。新たに導入される共通様式では、記入項目を「推薦理由」「特記事項」の2項目のみに限定。推薦理由の項目には、文部科学省の入学者選抜実施要項に基づく学習指導要領の学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を踏まえて記入するフォーマットに統一した。また、受験生の生年月日の記入欄をなくすなど必要最低限の項目のみにすることで、記入ミス・転記ミスの低減を見込むほか、推薦書作成時間の短縮、高校教員の負担軽減を目指し、各生徒の推薦内容を丁寧に作成できることが期待されている。共通様式は、指定校制および公募制のいずれの推薦型選抜が対象となり、2026年度入試から導入する。
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