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2025/1/15
産業能率大学
産業能率大学経営学部の松尾尚ゼミは、「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」で、最優秀賞にあたる地方創生担当大臣賞を受賞した。同コンテストは、地域経済分析システム(RESAS)などを活用し、地域の現状や課題を分析して地方創生につながる政策アイデアを提案するもの。10回目の開催となった今回は、全国から1,475組の応募があり、18組に対して最終審査が行われた。松尾ゼミが対象としたのは、地域経済は漁業に大きく依存しているが、漁業者1人当たりの収益が低いことや若年層の確保率が低いことなど、人口減少と高齢化が進む典型的な離島である徳島県阿南市伊島で、株式会社東京久栄と協働し、地域課題解決のための具体的なアイデアを提出。地域の持続可能性を高めるために、地域に関わる人々のコミュニティ「伊島crew」を生み出し、課題解決の主体となる若者や関係人口を増やすことを掲げ、具体案として若者と島民が参加するワークショップ形式のイベント「伊島NEWサミット」の開催、漁業者と消費者を直接結びつける直売スキームの構築を提案した。これらの提案が評価されたのは、データ分析や地域住民へのインタビューなどを通して人口減少や産業の衰退などの課題を明確に捉え、具体的な解決策が示されていた点にある。11月14日に受賞した四国経済産業局長賞に続き、12月7日に行われた最終審査会・表彰式において、最優秀賞にあたる地方創生担当大臣賞を受賞した。
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