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2007/10/24
東京電機大学
東京電機大学未来科学部建築学科教授の朝山秀一氏は、去る7月に「積層アーチの家」を完成させた。同学科では、近未来の建築を現代建築に含むことを主眼に学習。朝山氏の研究室では、現代科学を用いて自然界に存在する樹木、山などの形のしくみを調べ、それを新しい空間構造や建築空間の創造に利用する研究を進めている。つまり、自然のしくみと合理性を人工物である建築に与え、建築を自然や環境の原理から再構築する試みを行っている。その実験的住宅として「積層アーチの家」を建築。樹木が持つ形のしくみをアーチ構造に応用するほか、各部屋を結ぶ動線をネットワーク状に配置し、半戸外の中庭を中心に自由で多用な生活動線を実現した。朝山氏は、「これはほんの一例。これからも現代科学の思想と技術を用いて自然や環境に近づく実験的建築を実現していきたい」と語っている。
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