このページはJavaScriptを使用して作成しております。 最適な状態でご覧頂くためにも、大変お手数ですがスクリプトの使用を許可してから、改めてアクセスしてください。
パンフ請求リスト0
2023/11/1
上智大学
上智大学とカンボジア王国国立アンコール遺跡整備機構(アプサラ機構)が2016年より共同作業を開始した「アンコール・ワット西参道修復工事」の第二期工事が完了した。修復工事の中心的役割を果たしたのは、同大学アジア人材養成研究センター所長・石澤良昭教授。内戦で失われたカンボジア人遺跡保存官の人材養成のため、1991年からプノンペンの王立芸術大学で集中講義を開始し、西参道第一期修復工事の着工と同時にシェムリアップ市内に上智大学アジア人材養成研究センターを建設するなど、修復工事現場に寄り添いながら今日まで33年間にわたり保存官養成に尽力してきた。同センターでは、修復工事完成を記念して11月4日に現地で完成式典および渡り初め儀式を行う。式典にはカンボジア王国ノロドム・シハモニ国王陛下がご臨席され、サリ・アガスティン上智学院理事長への勲章親授も行われる予定。同大学とアプサラ機構は、アンコール・ワット西参道の保守管理およびカンボジア人保存官の技術専門研修の継続を主眼とする新しい協定書を取り交わし、引き続き共同作業を継続していくとしている。
編集部がお届けする教育ニューストップへ