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2022/9/14
東北大学
東北大学大学院教育学研究科の若島孔文教授を中心とした研究グループは、新型コロナウイルスへの不安に関する継続的な調査データを統合し、感染拡大初期(2020年5〜6月時点)における、立場による感染不安の高さや関連要因の違いについて総合的な分析を行った。対象とした立場は、一般対象者・看護師・妊婦・大学生で、合計1220名の回答を分析。一般対象者をベースラインとして他の3つの立場での感染不安の高さと関連要因を検討した結果、感染不安は、1妊婦、2一般対象者および看護師、3大学生の順に高く、妊婦が突出して高かったことから妊婦のメンタルヘルス支援の重要性が示された。また、感染リスクが高い看護師の感染不安が一般対象者と同程度であったことから、看護師に感情の麻痺が起きていた可能性や、適切な知識が感染不安の低減に結び付いていた可能性が考察された。
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