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2022/4/13
東北大学
2018年度から教養教育「全学教育」の改革に取り組んできた東北大学は、2022年度から新カリキュラムを開始した。新カリキュラムでは、リベラルアーツ教育をより未来社会に対応した形で強化するため、情報(数理データサイエンス)教育・国際教育・キャリア教育・地球規模課題からなる科目群を新設し、体系化した分野横断型科目を学部初年次から大学院学生までに提供する。世界中に登録者を持つ新しいオンライン学習サービス「MOOC」のコンテンツを活用したセルフペースのオンデマンド型授業も開講し、時間割やキャンパス間の移動にとらわれない形での受講が可能となる。また、ICTを活用した先進的授業実施への取り組みを推進し、国際共修授業では、海外にいる学生や留学生と日本人学生がICTを用いて協働学修を行う授業も展開。このほか、数学においては、受講者が新しい知識を事前に個別学習したうえで授業に臨み、授業ではその内容についての演習を行う、予習を重視した「予習・復習重視型大規模反転授業」を実施し、複数クラスで同一の内容を扱う授業において学修成果の向上を図る。同大学では、開講科目を現代社会の様々な課題に対応するものとして再構成するとともに、授業数を最適化することで教員の職務配分率を変え、研究活動を一層推進しつつ最先端の研究に裏打ちされた教育の充実を図っていくとしている。
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