• 産学連携

2021/6/23

学生の企画・設計によるリノベーション住戸が完成

東京電機大学とJKK東京（東京都住宅供給公社）は連携し、高齢化が進む足立区・興野町住宅の活性化のため、学生ならではの新しい発想を活かした若年世帯向けの魅力ある住戸リノベーションに新たに取り組み、新たな住戸を完成させた。
対象となったのは長期活用住棟の4住戸で、若年・子育て世帯向けの住戸リノベーションを実施。うち隣接する2戸は、子育て世帯向けとして１つの住戸として改修した。リノベーションの取り組みは2019年5月にスタートし、企画・設計は同大学学生が、設計監修及び施工はJKK東京が担当。採用されたリノベーションプランは「湾曲壁の隠れ家」「伸び縮みする家」「趣味人たちの空間」の3案で、2021年5月に工事が完成。設計を担当した3人の学生は、一般社団法人団地再生支援協会が主催する、実在する集合住宅・団地・地域の再生をテーマとした提案で「第17回 集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」を受賞した。