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2021/6/2
産業能率大学
産業能率大学経営学部・小々馬敦教授のゼミは、株式会社資生堂ビューティークリエーションセンター、株式会社ビデオリサーチひと研究所の研究協力を得て、Z世代・女子大生のコスメ消費から読み解く、「ビジュアル起点の直観マーケティング」に関する調査研究レポートを作成した。暦年の研究から、Z世代はスマートフォンで視覚に入る情報を瞬時に自分の価値観に合致しているかを判断する能力を有すること、また、テキストよりも画像や動画情報を好み、スマートフォンの画面に現れる視覚情報を瞬く間に情報処理する能力である「ビジュアルシンキング」に優れていることが示されている。今回の調査研究では、コスメ消費を切り口に視覚情報を起点とする購買行動を明らかにし、新時代のコスメ・マーケティングのあり方を探究した。調査結果では、コスメ購入時の情報源はネットの口コミが72.8%で1位となり、また64.2%がネットでコスメを購入すると回答したほか、各アイテムごとの人気ブランドランキング、コスメの情報で頻出するキーワードなどが明らかとなった。レポートは35ページの冊子としてまとめられており、調査結果からの考察としては「抽象情報には響かない。視覚に具体化しミーム化する」「信頼できる情報源は、顔が見えて共感できる人」「ビジュアルから商品との出遭いが始まる。遭遇はスマホ画面で起こり、自分の目『直観』で確信してから購入する」といった点が挙げられている。
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