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2021/5/26
産業能率大学
産業能率大学経営学部・豊田雄彦教授のゼミは、マーケティングに活かすリソースを探る目的で、1970年代から2000年代までの毎年のレコード・CD売り上げベスト10・計400曲の歌詞を調べ、その動向を調査した。同ゼミでは、各年代の心に響く言葉を探ることにより、ターゲットとのコミュニケーションをより効率的にできるのではという仮説に基づき調査を実施。その結果、「全品詞でみると各年代に共通してもっとも出現する単語は否定助動詞『ない』」「年代が進むにつれ『女』『男』という単語の出現回数が減少する」「英語の歌詞は80年代に入ると急増する」「『電話』『ポケベル』『携帯』といった通信手段を示す単語は時代を反映しているが、電話は年代が上がるにつれ増えている」「『愛』『恋』『心』『人』『夢』『涙』は各年代共通のモチーフとなる単語である」という点を示した。また、結果からの考察としては、男女の性差解消の動きとの連動、インターネット普及率向上の影響などを挙げたほか、その時代に流行った曲を聴いて育った人にターゲティングする際にはその世代で多用された語彙群や言い回しが役立つ可能性があるが、現在の社会通念に反する可能性もあるとの見解を示した。●詳細:https://www.sanno.ac.jp/news/pressrelease/press20210518_01.html
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