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2020/6/10
東北大学
東北大学大学院歯学研究科口腔分子制御学分野の黒石智誠講師と菅原俊二教授らの研究グループは、ニッケルアレルギーの発症に関わるニッケル結合性細胞を同定した。身の回りの金属製品から溶け出した金属イオンは、皮膚のかぶれなどの金属アレルギーを引き起こし、なかでもニッケルは最も重要な金属アレルギーの原因金属とされている。本研究では、様々な免疫細胞のニッケルイオン結合能を解析。その結果、皮膚所属リンパ節における特定の樹状細胞が強いニッケル結合能を持ち、ニッケルアレルギーを引き起こすニッケル結合性免疫細胞であることを明らかにした。今後はニッケル結合性免疫細胞を標的とする、金属アレルギーの新たな予防・治療法への応用が期待される。
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