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2019/12/25
上智大学
上智大学理工学部物質生命理工学科・堀越智准教授は、シャープ株式会社、日本ガイシ株式会社、日本ユニシス株式会社らと共同で、固体半導体からなるマイクロ波発振器を複数台用いた新しいコンセプトの電子レンジを開発した。開発した電子レンジは、揺らぎのない精密なマイクロ波を発振できる固体半導体を複数用いることで、従来の電子レンジにおける食品の不均一加熱や、食品に明記されている時間を設定しても加熱が不十分であるなどの課題を解決した。また、複数の異なった食品を含む弁当などを同時に加熱する場合の食品の選択加熱や微妙な温度調節も可能。さらにQRコードやバーコードを読み取り、食品ごとに選択加熱をする際の複雑な加熱パターンを自動的に入手し、さまざまな商品において規格化された最適な食品加熱を行う。現在は試作段階で、今後は加熱実験を繰り返し、より精度の高い加熱が可能とな電子レンジの実現を目指していく。
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