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2019/6/12

学生プロジェクトが産学共同で企画・開発したSDGsカードゲームが発売

金沢工業大学の学生プロジェクト「SDGs Global Youth Innovators」が株式会社リバースプロジェクトと共同開発したSDGsカードゲーム「THE SDGs アクションカードゲーム X（クロス）」の製品版が完成し、2019年5月から同社のオンラインショップで発売が開始された。
SDGsで掲げる「誰一人取り残さない」世界の実現には、特定の社会課題を解決することで新たな社会課題が生まれてしまう「トレードオフ」と呼ばれる状況の解決が必要とされる。楽しみながらSDGsについて考え、アイデアを創出し、一人ひとりのアクションにつなげることを目指した同ゲームは、リバースプロジェクト社がデザインを担当し、「SDGs Global Youth Innovators」が主体となって2018年に開発。金沢工業大学SDGs推進センターのウェブから無料でダウンロード配布していたが、製品化の要望を受け2018年9月にクラウドファンディングを実施。支援総額3,326,000円が集まり、製品化に至った。
ゲームでは参加者全員に同じ枚数のリソースカードを配布。ファシリテーターにより提示されたトレードオフカードに対して、リソースカードを使ってチームで解決策を考え、アイデアをまとめることで、社会的な課題解決のノウハウを実践的に身につけることができる。

※参考：
https://www.rebirth-project.jp/the-sdgs-action-cardgame-x/