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2019/3/20
東京電機大学
東京電機大学工学部先端機械工学科の三井和幸教授と研究室所属の学生達が独自開発した「EAMブレーキデバイス」が、同研究室と共同研究をしている藤倉化成株式会社の新製品「RoboChemia GS Knee(ロボケミア・ジーエス ニー)」に採用された。RoboChemia GS Kneeは、脳血管疾患による片麻痺患者の歩行練習を支援するリハビリ用電子制御膝ブレーキ。EAMブレーキデバイスの採用により、膝関節を固定した状態で使用するため歩行が不自然となっていた従来の装具とは異なり、理学療法士が手元のハンドスイッチで患者の膝の固定・屈伸を制御できるようになり、自然な歩行練習が可能となった。EAMブレーキデバイスは、与える電圧の大きさで摩擦が変化するシート「EAM」を円形の電極ではさみシャフトを通すことで、電圧で抵抗トルクを調節することができるデバイス。既存の長下肢装具(川村義肢株式会社製)への装着が可能なため、リハビリ施設などが導入する際の費用低減にも貢献すると期待される。
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