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2018/4/25
東北大学
東京大学先端科学技術研究センター/東北大学 大学院医学系研究科の酒井寿郎 教授、群馬大学生体調節研究所の稲垣 毅 教授、学術振興会特別研究員の阿部陽平、東京大学大学院薬学系研究科大学院生の藤原庸佑および東京大学大学院医学系研究科大学院生の高橋宙大らの研究グループは、脂肪燃焼体質を作るには、寒さの感知とエピゲノムの変化が重要であることを発表した。脂肪を貯める機能を担う白色脂肪細胞は、通常は脂肪燃焼や熱生産に関わる遺伝子が「休止中」の状態であるが、寒冷刺激が持続するとエピゲノム変化を介して脂肪燃焼と熱生産に関わる遺伝子群が「活動中」となりベージュ脂肪細胞への変化を誘導、寒冷環境に慢性的に適応するしくみがあることがわかった。この成果は肥満や生活習慣病に対する新たな治療法や予防法への応用が期待される。
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