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2018/3/28
東北大学
千葉大学大学院理学研究院・高橋佑磨特任助教は、東北大学大学院生命科学研究科・田中良弥博士後期課程学生・日本学術振興会特別研究員、同・山元大輔教授、同・河田雅圭教授、高知大学総合科学系生命環境医学部門・鈴木紀之准教授と共同で、ショウジョウバエにおける集団内の行動の個性の多様性(ダイバーシティー)が集団の生産性や安定性を高めることを発見した。高橋特任助教らは、個性の多様さが生物の集団の生産性や持続性に与える影響を、ショウジョウバエに見られる「おっとり型」と「せかせか型」を用いて検証。その結果、両型を混合させた際に、1つの型のみの状態よりも集団のパフォーマンスが向上することが判明。個性の多様性には集団全体の生産性や安定性を高める効果があることを発見した。この成果は、生物の効果的な保全や農作物の生産効率の向上、社会での多様性の効果的活用に貢献すると期待される。
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