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2016/8/24
東北大学
東北大学大学院理学研究科地学専攻・海保邦夫教授、気象庁気象研究所・大島長主任研究官らのグループは、約6600万年前に小惑星の地球への衝突により成層圏に放出されたすすが、地球規模の気候変動を引き起し、恐竜やアンモナイトなどの絶滅を起こしたことを、有機分子分析と気候モデル計算により解明した。研究では、成層圏に放出されたすすが地球全体に拡散して太陽光を効率的に吸収したことで、気温低下、低緯度干ばつ、水温低下、海洋光合成帯の縮小が起こり、恐竜やアンモナイトの絶滅につながったとしている。同グループは他の時代の大量絶滅についても同様の研究を進めており、気候変動と生物の大量絶滅の関係がさらに明らかになるものと期待される。
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