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2016/3/30
東北大学
東北大学金属材料研究所結晶物理学研究部門・藤原航三教授、および結晶材料化学研究部門・宇田聡教授は、FTB研究所株式会社、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、福島再生可能エネルギー研究所再生可能エネルギー研究センター 太陽光チームの福田哲生招へい研究員、高遠秀尚チーム長と共同で、高品質単結晶シリコンの低コスト製造技術を開発した。同研究チームは、費用のかかる磁場を作用させることなく、シリコン融液をはじく特殊な処理を行った石英るつぼを用い、結晶製造条件を最適化することによって、低コストで高品質な単結晶シリコンの製造方法(LCZ法)の開発に成功。新規の投資をほとんどせず、MCZシリコンと同等、またはそれ以上の高品質シリコンの製造を実現した。同技術は、3月19〜22日に行われた「第63回応用物理学会春季学術講演会」で発表。高効率太陽電池のコスト低減が期待されると同時に、2020年の発電コスト目標(14円/kWh)の達成に向けて大きく前進できるものと期待されている。
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