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2014/10/1
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の菅波孝祥特任教授は、小川佳宏教授らと共同で、Mincleと呼ばれる病原体センサー分子が肥満に伴う脂肪組織の線維化を促進させる鍵となる因子であることを発見した。Mincleを欠損させたマウスに高脂肪食を与えた実験では、野生型マウスに比べて肥満の脂肪組織に形成されるCLSとそれに伴う組織の繊維化が少なく、脂肪蓄積能が保たれたほか、非肥満マウスの脂肪組織でMincleを活性化させると、CLSの形成と脂肪組織の線維化が誘導された。この成果は英国の科学誌「Nature communications」でオンライン公開され、Mincleシグナルを標的とする新たなメタボリックシンドローム治療の開発が期待されている。
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