このページはJavaScriptを使用して作成しております。 最適な状態でご覧頂くためにも、大変お手数ですがスクリプトの使用を許可してから、改めてアクセスしてください。
パンフ請求リスト0
2013/12/18
京都大学/筑波大学/東北大学/山形大学
独立行政法人海洋研究開発機構(京都大学、筑波大学、東北大学、山形大学)は、東北地方太平洋沖地震発生後、地球深部探査船「ちきゅう」を用いて震源域調査研究航海を実施し、震源海域のプレート境界断層浅部から地質試料を採取すると共に、断層運動で生じた残留摩擦熱の直接計測に成功した。調査は2012年4月1日〜5月24日、7月5日〜19日に実施。得られた各データから、東北地方太平洋沖地震の際に日本海溝軸付近の浅部プレート境界断層が地震性滑りを起こしていたことを科学的に実証。「プレート境界断層浅部では地震性滑りは起きない」というこれまでの常識を根本から問い直す結果を導き出した。この成果は、米国科学雑誌『SCIENCE』に3編の論文として同時に掲載された。
編集部がお届けする教育ニューストップへ