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2013/9/18
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学難治疾患研究所の樗木俊聡教授らは、秋田大学大学院医学系研究科の澤田賢一教授らとの共同研究により、樹状細胞による血球貪食が、過剰な免疫反応を抑制する仕組みであることを新たに発見した。本研究グループは、マウス血球貪食症候群モデルを用いて、激しい炎症や重篤な感染症の際、単球由来の樹状細胞が主にアポトーシスを起こした赤血球系細胞を貪食することによって、免疫抑制性サイトカインを産生して過剰な免疫反応による組織傷害を抑制し、個体の死を回避することを見出した。この成果により、免疫細胞の暴走など過剰な免疫反応を伴う感染症・自己免疫疾患に対する新たな診断法・治療法の開発が期待される。
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