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2013/4/24
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学難治疾患研究所の樗木俊聡教授らのグループは、免疫システムの司令塔である樹状細胞(DC)だけを生み出す源の細胞を新たに発見した。従来型DCと形質細胞様DCに大別される樹状細胞は、ウイルス感染や自己免疫病に対する医療応用に重要な役割を持っている。樹状細胞だけでなく他の免疫細胞も生み出すDC前駆細胞は、2007年にスイスの研究グループと共同で発見されていたが、この前駆細胞から作り出されるDCの大多数は従来型DCであった。しかし、形質細胞様DCを作り出す能力に優れた「形質細胞様DC多産型」前駆細胞の存在が予測されており、今回その細胞が同定された。この細胞1個で500〜1000個の樹状細胞を生み出すことから、ワクチン開発や自己免疫疾患治療への応用が期待されている。
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