このページはJavaScriptを使用して作成しております。 最適な状態でご覧頂くためにも、大変お手数ですがスクリプトの使用を許可してから、改めてアクセスしてください。
パンフ請求リスト0
2013/1/23
東北大学
JAXA宇宙科学研究所は、赤外線天文衛星「あかり」の観測から作成した、大マゼラン雲の赤外線天体のカタログを全世界に向けて公開した。このカタログは、東北大学の板由房助教、東京大学の尾中敬教授らの研究グループが中心となって作成した。今回公開されたものは、5種類の赤外線波長で観測した、総計66万286個の赤外線天体を含む点光源カタログと、そのうちの1757天体について、より詳しく分光観測を行ったスペクトルデータの2種類。点光源カタログは大マゼラン雲のカタログとして最大規模であり、またスペクトルカタログは世界で初めてのデータとなった。我々の銀河系から16万光年の距離にあるお隣の銀河、大マゼラン雲は、生まれたばかりの星や進化した星の研究が盛んに行われている。「あかり」の新しい2つのカタログは、大マゼラン雲中の天体を正確に分類し、これらの研究を大きく推進させると期待されている。
編集部がお届けする教育ニューストップへ