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2012/5/23
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究所・人体病理学分野の江石義信教授の研究グループは、独自に開発したアクネ菌菌体成分に対する抗体を用いて病変部組織を解析し、日本とドイツのサルコイドーシス患者の約8割で、病変部肉芽腫内にアクネ菌が局在していることを病理組織学的に証明した。原因不明で、日本では難病指定されているサルコイドーシスの原因はこれまで結核菌原因説が主流であったが、今回の研究成果によりアクネ菌原因説に注目が集まっていくと予想される。また、唯一の治療法であった副作用の強いステロイド剤に代わり、今後は抗菌剤を用いた新規治療法開発への応用も期待される。
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