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2007/2/21
東北大学大学院
東北大学医学系研究科の大内憲明教授、多田寛医師および先進医工学研究機構の樋口秀男教授のグループは、マウスのがん腫瘍に抗がん剤がたどり着くまでの過程を、動画像化することに成功した。この成果はアメリカのがん専門雑誌「Cancer Research」でも2月1日(アメリカ時間)に発表された。今回の画像化に用いたのは、直径数ナノメートルの粒子1個の蛍光。「抗がん剤分子の挙動を観察できたことにより、抗がん剤がどのような経路でがん細胞に近づき、どの場面に最も時間を費やすかを理解することができた」と同大学では発表している。この結果は、副作用の少なく、迅速にがん細胞に到達する抗がん剤開発に朗報をもたらしたと言える。
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