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2011/1/7
東北大学
東北大学大学院医学系研究科・谷内一彦教授らは、鎮静性抗ヒスタミン薬を夜に服用すると翌朝まで影響し、アルコール摂取後の二日酔いと同じ現象が生じるメカニズムを、ヒトで初めて明らかにした。PETを用いた今回の研究では、鎮静性抗ヒスタミン薬を服用すると12時間後でもその受容体が約50%占拠されることが明らかになった。この状態は、ひどい眠気や脳機能障害が起こることが分かっている。鎮静性抗ヒスタミン薬は処方箋なしで購入できる睡眠補助薬、花粉症薬、風邪薬、乗り物酔い止め薬に含有されているため、車の運転や試験を控えている前夜の服用には十分注意が必要であるといえる。
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