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2010/6/16
東北大学
東北大学金属材料研究所の高橋三郎助教をはじめとする研究グループが、超伝導体にスピンと呼ばれる磁気を注入して超伝導を制御することに世界で初めて成功した。グループでは、アルミニウム、コバルト鉄、酸化マグネシウムからなる高品位の二重障壁トンネル接合デバイスを開発し、理論的に予言されていたスピン注入による大きなトンネル磁気抵抗変化の観測に成功。超伝導状態でのスピンが通常の状態に比べて100万倍も安定であることを見い出した。この成果により、超高感度センサーや量子コンピュータなどの量子計算デバイスへの応用が期待される。
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