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2010/4/21
東北大学
東北大学大学院の大学院生・野島鉄哉さんと山元大輔教授らのグループは、北海道教育大学の木村賢一教授との共同研究により、ショウジョウバエの雄にしかない筋肉・ローレンス筋を作り、動かすために必須の運動ニューロンを発見した。ローレンス筋ができるかどうかは運動ニューロンの性が雄であるかどうかによって決まることがわかっていたが、それがどのニューロンであるかは不明であった。研究ではMARCM法が使われ、軸索を1本だけ持つニューロンのみがローレンス筋を作ることを発見。そのニューロンを「Mindニューロン」と命名した。また、Mindニューロンからは筋肉を動かす司令をする物質のほかに、ローレンス筋を作るように働きかける科学物質も放出していると推測された。今後の研究では、この科学物質の特定が課題となる。
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