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2010/3/10
千葉工業大学
世界的に論争が繰り広げられていた約6,550万年前の白亜紀末に起きた生物大量絶滅の原因について、世界12カ国・総勢41名の研究者がチームを結成して多面的に検討した結果、これまで最も有力視されてきた地球外天体衝突説への結論が導かれた。地球外天体衝突説は1980年にノーベル物理学者のルイス・アルバレズ博士が提唱した説で、それが発端となり、大規模火山噴火説、複数天体衝突説など別の学者から数々の仮説がその後提唱され、議論が繰り返されてきた。今回は地質学、古生物学、地球物理学、惑星科学など、学際化・細分化していた研究を、各分野の専門家が集まり統一的に研究した結果、地球外天体衝突によって生物大量絶滅が起きたことをあらゆる証拠が示唆すると結論づけられた。なお日本からは、東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センターの後藤和久助教、千葉工業大学惑星探査センターの松井孝典所長が同チームに参加した。
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