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2009/7/22
東北大学大学院
東北大学大学院医学系研究科創生応用医学研究センター・片桐秀樹教授、分子代謝病態学分野・岡芳知教授らの診療チームは、ピロリ菌の除菌によって、糖尿病の一亜型であるB型インスリン抵抗症の症例を完治させることに成功した。チームでは、B型インスリン抵抗症と特発性血小板減少症を合併した症例にピロリ菌の除菌を行ったところ、糖尿病は正常化し、低血糖発作もなくなり、インスリン受容体に対する抗体も陰性化した。治療後1年以上を経ても再発の徴候はなく、完治したと考えられる。この成果は、ピロリ菌の除菌が一部の糖尿病の根治治療になりうることを示しており、患者にとって大きな福音となるといえる。
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