• 研究

2009/7/1

ガンバ大阪の新スタジアムによる経済波及効果は最大約960億円に

サッカーJリーグチームの「ガンバ大阪」が新スタジアム建設構想を発表したことを受け、関西大学大学院会計研究科の宮本勝浩教授らが、その経済波及効果について推定した。推定は、国際規格を有するサッカー専用スタジアムを万博記念公園内に建設した場合の、吹田市内と大阪府内に及ぼす経済波及効果を計算したもの。建設費150億円の全席屋根付きプランの場合、建設費120億円のメインスタンドのみ屋根付きプランの場合の2ケースに分けて計算されている。前者のケースでは、10年間で大阪府内では960億6600万円、吹田市内では411億円6550億円の経済波及効果をもたらすと推定され、大阪府にとって大きな期待を寄せる結果となった。