特別支援学校教諭になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
特別支援学校教諭になるには
どんなことをするの?
目や耳が不自由だったり、知的障がいのある子どもたちのために設置されている特別支援学校や小・中学校の特別支援学級などで、子どもたちに教育を行い、成長を助けるのが、特別支援学校教諭です。
ここで活躍
公立・私立の特別支援教育を行う学校などに勤務します。主な仕事は、それぞれの生徒の障がいに合わせて学習や訓練の計画を立て、指導を行うこと。障がいによる困難を克服し、自力で日常生活を送ることや就労することを目指して、必要な知識や技能、習慣などを教えます。たとえば、目の不自由な子どもたちには点字教育や歩行訓練、耳の不自由な子どもたちには口話や指文字を使ったコミュニケーション法、知的障がいのある子どもたちには基本的な生活習慣や運動機能訓練などを行います。
なるにはこれが必要!
小学校・中学校・高校または幼稚園の教諭免許状を取得したうえで、特別支援学校の教員の免許を取得することが原則となっています。そのうえで、各都道府県教育委員会が実施する公立学校教員採用試験か私立学校の採用試験を受験し、合格しなければなりません。障がいについての専門知識を備えて指導方法を工夫し、生徒一人ひとりに心を配ることが大切です。
これを知っておくと役立つ豆知識
特別支援学校教諭には、専門的な知識や技術が求められます。そのため、研究や研修などを行う機関として、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所や各都道府県の特別支援教育センターなどがあります。
関連する資格
特別支援学校教員免許状
法律の改正によって、盲学校、ろう学校、養護学校ごとの教員の免許状は、特別支援学校の教員免許状に一本化されました。大学で特別支援教育に関する専門科目を履修する方法のほか、教員免許状を取得したあとに教員養成系大学の専攻科を卒業したり、各教育委員会の実施する講習を受講して資格を取る方法もあります。大学での特別支援教育に関する科目の修得状況などに応じて、視覚や聴覚など教育を行える領域が分かれています。
この職業になるには