翻訳者になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
翻訳者になるには
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どんなことをするの?
外国の小説を日本に紹介する時、また海外に商品を売り込む時、外国語と日本語の変換が必要になります。世界の人々との交易や文化のやりとりの場で、外国語を日本語に、日本語を外国語へと「書き言葉」で訳すのが翻訳者です。
ここで活躍
翻訳者として仕事をするには、翻訳会社に社員として勤める、翻訳会社や出版社・商社などと契約して仕事を受ける、フリーで仕事を受ける、という3つの形があります。業界全体で圧倒的に多いのが海外とのビジネスで必要となる契約書やマニュアルなどの「産業翻訳」。学術書や文芸、ノンフィクションなどの作品を翻訳する「出版翻訳」のうち小説など文芸ものでは女性の翻訳者の割合が増加しています。
なるにはこれが必要!
翻訳学校や通信教育で実力をつけたのち、出版翻訳の場合は出版社への持ち込みやコンテストへの応募、翻訳学校の紹介などで仕事を得ることが多いようです。一方、産業翻訳の場合、多くは関連分野の実務経験者が翻訳を行います。翻訳会社のトライアル(試しに訳して提出する)を受け、そのできによって登録や仕事の発注が決まるのが一般的なようです。どちらの場合も外国語の能力はもちろん、日本語を正しく理解し、表現する能力が不可欠です。
これを知っておくと役立つ豆知識
収入は「400字詰の原稿用紙1枚あたりいくら」とか、「1冊あたり定価の何パーセント」という出来高制がほとんどです。プロになれるのは一握りですが、実力がアップすれば仕事量は増え、支払単価も上がります。
関連する資格
JTA公認翻訳専門職資格試験
(社)日本翻訳協会が認定する資格。筆記試験は翻訳文法力、専門翻訳力、IT操作能力など4科目。筆記試験合格者を対象に、実務経験の実績審査が行われます。
問い合わせ
社団法人 日本翻訳協会
TEL 03-3568-6257
FAX 03-3568-6258
この職業になるには