法律学者になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
法律学者になるには
どんなことをするの?
法律学者は、私たちの社会生活を支えてくれる法律のありようを体系的に研究します。
ここで活躍
ほとんどが大学法学部に所属して、憲法・民法・刑法などの法律学を学生に教えながら研究し、論文を学会誌や法律雑誌に発表したりしています。また。政府の審議会などでメンバーとなって有識者として意見を述べたり、司法試験監理委員会では、試験委員に任命されて、試験の出題、採点、合否判定も行っています。最高裁判所の15人いる裁判官には少なくともひとりが法律学者から選ばれています。
なるにはこれが必要!
大学院レベルの高等教育を受けて、十分な資質と能力を身につけなくてはなりません。大学院を修了すると助手や講師として採用され、教育や研究の業績を積み重ねて准教授、教授へと進みます。裁判官、検察官、弁護士として働いてから大学に戻り教べんを執るケースもあります。法律学者には、憲法、民法、刑法、商法、刑事訴訟法、民事訴訟法と、いわゆる六法を基本として、行政法や国際法なども含めた法律全般にわたる知識が必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
ほとんどは大学の教員で、勤務形態は出退勤時間が自由なフレックスタイム制に近いといえそうです。近年、国民の権利意識が高まって、裁判が増えています。これに対して質のいい弁護士などの実務法律家を育てようという動きもあり、2004年4月から法科大学院(ロースクール)が始まっています。
問い合わせ
法律学者を知るには、最寄りの大学あるいは進学を希望する大学の法学部を訪ねて、関係者の話を聞くのがよいかと思われます。
文部科学省高等教育局
大学課(大学)
専門教育課(短大・高専)
TEL 03-5253-4111
この職業になるには