弁護士になるには?
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どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
弁護士になるには
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どんなことをするの?
現代社会では法律の仕組みが複雑になり、一般の人にはなかなか理解できません。そこで法律の専門家としてさまざまなトラブルの解決にあたるのが弁護士。基本的人権を守り、社会正義を貫くのが使命とされています。
ここで活躍
公務員である裁判官、検察官に比べ、弁護士は民間人でいっさい国の機関の干渉を受けないところが特徴。地域弁護士会に所属すると同時に、日本弁護士連合会の会員として登録し、弁護士としてスタートを切ります。依頼者の代理人として法廷に立つほか、各種の法律相談や法律文書の作成なども弁護士の仕事。最近では外国を相手にした法律問題が多く、外国法の調査や国際取り引きの交渉を行うことも重要な役割になりつつあります。
なるにはこれが必要!
法曹(裁判官・検察官・弁護士)になるには司法試験に合格する必要があります。司法試験合格後には、実務家の指導のもと1年程度の司法修習が行われます。修習生は全国各地に配置され、裁判所・検察庁・弁護士事務所で実務を学びます。なお近年、法曹の質を高めながら人数を増やすことを求める声が高まり、2004年4月に法科大学院が開校。その修了者が受験資格をもつ新司法試験(2006年スタート)では、合格者は増えています。
これを知っておくと役立つ豆知識
新しい司法制度では、基本的に法科大学院の修了が新司法試験の受験資格になりますが、法科大学院では法学部以外の学部出身者や社会人を積極的に受け入れています。そのため大学では必ずしも法学部に入学する必要はありません。ただし、法学既習者の場合は、法科大学院の標準修業年限の3年を2年に短縮することができます。
関連する資格
司法試験・法曹資格
法科大学院での教育を踏まえ、司法試験合格後、司法修習を経れば法曹資格を得ることができます。なお新司法試験は、「法科大学院修了後5年以内に3回まで」と受験回数を制限しています。2011年度からは法科大学院を経由しない人にも法曹の道を開くための司法試験予備試験がスタート。合格すれば、法科大学院課程修了者と同様に司法試験を受けることができます。
問い合わせ
日本弁護士連合会
TEL 03-3580-9841
FAX 03-3580-2866
司法試験委員会
TEL 03-3580-4111
最高裁判所司法研修所
TEL 048-460-2000
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