将来やりたい仕事は?仕事図鑑通訳ガイドになるには?

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どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。

通訳ガイドになるには

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どんなことをするの?

通訳ガイドの主な仕事は、日本に来た外国人旅行者のために通訳をすること。「観光ガイド」と「通訳」を兼ねるため、外国語ができるだけでなく、正確に日本の姿を伝えることが求められる「民間外交官」といわれています。

ここで活躍

1970年の大阪万博のころより海外からの観光客は急増し、現在では年間1000万人を超えています。特に韓国、中国など近くの国からの旅行者が増えています。楽しく思い出に残る体験を提供し、正確に日本の姿を伝えるうえで、通訳ガイドの仕事は重要です。最近では国際会議や企業視察、研修など観光以外の目的で外国人が来日するケースも増えていて、そのような場合、専門用語を理解して通訳することも必要になります。          

なるにはこれが必要!

通訳案内業試験(国家試験)に合格後、都道府県知事に申請して免許を受けます。一度免許を取得すれば、更新の必要はありません。最近の試験では、受験者6000人弱、合格率は7パーセントという狭き門で、女性が合格者全体の70パーセントを占めています。

これを知っておくと役立つ豆知識

ほとんどはフリーで観光業者から請け負って仕事をします。1日あたりの収入は平均3万円ですが、つねに一定の収入が保証されているわけではありません。日本観光通訳協会の場合、約900人の会員のうち、通訳ガイドだけで生計を立てている人は200人前後。旅行案内だけでなく、商談の通訳などを受けると、仕事の幅が広がります。

関連する資格

通訳案内業試験

1次の語学筆記試験(英、仏、中など9カ国語)はもっとも難しく、2次は外国語会話と人物考査、3次は日本の地理、歴史と産業・経済・政治・文化についての一般常識を問う筆記試験となります。受験資格は特にありません。

問い合わせ

社団法人 日本観光通訳協会
TEL 03-3213-2706
FAX 03-3213-2707
協同組合 全日本通訳案内業者連盟
TEL 03-3380-6611
FAX 03-3380-6609

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