調香師になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
調香師になるには
どんなことをするの?
香水や芳香剤はもちろん、石けん、シャンプーや化粧品、あるいはガムやアメなどさまざまな商品に香りがつけられています。調香師は、このような商品の香りを創る職業です。
ここで活躍
香料会社や化粧品メーカー、または食品メーカーの研究部門で働くのが一般的です。調香師はどのような匂いが人々にどのような印象を与えるのか、どのような商品に使われるのかを把握し、製品にふさわしい香りを生み出します。数百から数千もある香料の中から使用する原料を選び出して調合して割合を決め、処方せんをつくります。それをテストにかけて香りの適性や匂いの強さを調整し、処方せんを完成させて、最後に得意先に提供します。
なるにはこれが必要!
健康で嗅覚が健常であることが第一条件で、香りに対して興味関心があることが重要です。高校卒業から大学卒業程度の知識が必要です。有機化学、分析化学の基礎知識が必須となり、農芸化学、生物化学、薬学など化学系の出身者が多いですが、文科系の出身者も活躍しています。一般的に、会社に採用された人の中から適性を考慮して選ばれた数人が調香師として養成されます。5〜10年のキャリアが必要になります。
これを知っておくと役立つ豆知識
化粧品系の調香師をパフューマー、食品系の調香師をフレーバリストと呼びます。勤続10年以上の30〜50歳の男性が大部分を占めていますが、女性も増えてくると見られています。技術系の職種なので、一般社員よりも収入は高いようです。
問い合わせ
日本香料工業会
TEL 03-3516-1600
FAX 03-3516-1602
この職業になるには