中学校教員になるには?
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どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
中学校教員になるには
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どんなことをするの?
中学生に、国語、数学、外国語(主に英語)など、特定教科を教え、学級を担任するのが中学校教員です。この時期は生徒が心身ともに子どもから大人へと成長する過渡期にあたるため、学習面だけでなく精神面の指導も重要です。
ここで活躍
国公立や私立の中学校で働きます。なお、国立の場合は国家公務員、公立の場合は地方公務員の身分となります。教科指導では、年間の指導計画に基づき、教科書を中心に補助教材なども使いながら授業を進めます。そのほか、部活動の指導、学校行事やPTA活動などの準備・運営なども、他の教員と分担して実施。また、学校の運営に関わる教務部や、生徒指導部、進路指導部など各担当部門に所属し、関連業務を行います。
なるにはこれが必要!
中学校教諭免許状を取得したうえで、公立中学校の場合は各都道府県などの教育委員会が行う採用試験に、私立中学校の場合は各私立学校の採用試験などに合格する必要があります。免許状は大学院・大学・短大で必要科目を履修すると得られますが、小学校とは異なり教科ごとに分かれています。したがって、指導教科に対するより深い知識や技能が求められるといえるでしょう。また、生徒に対する理解やカウンセリング技能なども必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
場合によっては、へき地や離島に勤務したり、海外の日本人学校に勤めることもあります。また、教育上特別な支援を必要とする子どものための特別支援学級を担当する教員もいます。なお、各教科の時間数は学習指導要領に定められており、教員が担当する時間もそれに基づいて振り分けられます。
関連する資格
中学校教諭免許状
専修・1種・2種があり、大学院で専修、大学で1種、短大で2種が取得できます。中学校の場合は特定教科を指導するため、免許も国語、数学、外国語といったように各教科に分かれています。
中学校教員採用試験
中学校教諭免許状を取得している人が受験できます。公立中学校の場合は、各都道府県などの教育委員会が試験を実施し、合格者は候補者名簿に登録されそこから必要数に応じて採用されます。私立中学校の場合は、各学校が独自に行う採用試験などに合格する必要があります。
この職業になるには