葬祭ディレクターになるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
葬祭ディレクターになるには
どんなことをするの?
人生の最後をしめくくる大事な儀式である葬儀。その葬儀全般を、遺族の気持ちに沿いながら、さまざまな手配を行って、厳粛かつ円滑に進行させる仕事が葬祭ディレクターです。
ここで活躍
葬祭ディレクターは、まず遺体を病院などから自宅または葬儀会場に運び、棺に収めて通夜の準備をします。次に、葬儀の日時・場所・規模・宗派・予算などの打ち合わせを行います。そして会場の手配や設営、僧侶や神父など宗教家との打ち合わせ、霊柩車やハイヤーの手配、火葬場の手配などを行い、通夜、告別式にわたる葬儀全般をスムーズに運営・進行。葬儀後の四十九日法要、香典返しの手配、仏壇や墓地の相談まで行います。
なるにはこれが必要!
葬儀社に就職してから2〜6年の実務経験を積み、それから葬儀全般を統括する葬祭ディレクターの地位につくことになります。高校卒業者が90パーセントを占め、最近では女性の大卒者が増えています。葬儀は厳粛かつ円滑に進行させることが求められるため、葬祭ディレクターには、落ち着き、忍耐力、誠実さ、信頼性などの人間的資質が不可欠となります。
これを知っておくと役立つ豆知識
平均年齢は40歳を超えており、中高年齢者の多い職場です。女性が35パーセントを占め、今後さらに進出すると考えられます。葬祭業は24時間体制で営業しているため、時間外勤務、宿直、深夜・早朝の勤務が多い職場です。葬儀は2日間程度で行われ、その間は非常に多くの仕事がありますが、仕事がない時の待機時間が長いことも特徴です。
関連する資格
葬祭ディレクター技能審査
厚生労働大臣認定の技能審査試験。個人葬における技能を審査する2級と、すべての葬儀における技能を審査する1級の2つに区分されています。基礎技能を評価する実技試験と、知識を評価する学科試験からなり、受験には実務経験が必要です。
問い合わせ
全日本葬祭業協同組合連合会
TEL 03-3222-4370
FAX 03-3222-4373
(資格について)
葬祭ディレクター技能審査協会
TEL 03-3222-5310
FAX 03-3222-4373
この職業になるには