将来やりたい仕事は?仕事図鑑潜水士になるには?

ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。

潜水士になるには

どんなことをするの?

海に囲まれた日本では、海中で建設工事などを行うことも少なくありません。陸上で行うのと同じような作業を、潜水具を身につけ、水中に潜って行うのが潜水士の仕事です。

ここで活躍

海洋・港湾建設会社などに勤務し、防波堤や岸壁などの基礎工事で水中溶接などを行うほか、海難救助や船舶引き上げを行うサルベージ会社、船底の補修作業、漁業などに従事します。このほか、警察・海上保安庁などで災害時の救助活動にあたったり、放送局や出版社に勤務して水中撮影などを行ったりすることもできます。作業は複数の潜水士で行う場合がほとんど。潜水深度や潜水時間を厳密に管理し、船上と連絡を取り合って行います。

なるにはこれが必要!

潜水士国家試験に合格して、免許を取得する必要があります。各地で実施されている受験準備講習会を受講するとよいでしょう。また、民間のダイビングスクールのほか、水産系の大学や高校でも潜水技術の指導を行うところが増えてきました。なお、高い水圧下で作業を行うので、特に影響を受けやすい耳、鼻、心臓などが強靭であることが大切。忍耐強く、緊急事態にも冷静に対応できることも大切です。

これを知っておくと役立つ豆知識

体力が必要な仕事だけに、働いているのは30〜40歳代の男性が中心。女性は魚介類の採取や水族館の餌付けなどで活躍しています。潜水の種類には、空気ボンベを背負うスクーバ式、空気パイプをつなぐヘルメット式、スクーバ式とヘルメット式を組み合わせたフーカー式があり、作業目的や水温などの作業条件に応じて使い分けます。

関連する資格

潜水士

潜水士として働くために必要な国家資格。学科試験のみですが、身体や精神の欠陥によって業務につくことが不適当とみなされた人、満18歳未満の人は免許を取得することができません。

問い合わせ

社団法人 日本潜水協会
TEL 03-6858-0103
FAX 03-6858-0104

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