数学者になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
数学者になるには
どんなことをするの?
数学者は、数学について研究する学者ですが、ほとんどが研究だけでは生活できず、教育者として職を得て、そのかたわら活動を行っています。
ここで活躍
大学、短大、高専などで数学を教えながら、研究をしています。大学の数学教育は次の3段階で行われていることが多く、最初は専攻に分け隔てなく、1〜2年生に対して行う数学基礎の教育です。次に数学・数理科学を専門とする3〜4年の学生に向けた専門教育、最後に大学院生に対する先端数学の教育です。大学院教育では、研究者育成だけでなく、高度な数学知識・技術をもつ人材養成も行っています。
なるにはこれが必要!
数学者になるためには数学が好きなことが何よりも大切で、またものごとを深く考えられることが大切です。大学で数学を教えるためには、大学、大学院で数学を研究して博士の学位を取る必要があります。大学では、助手か講師の枠でまず採用されることがほとんどです。募集は公募され、応募者の研究業績をみて採用が決まります。
これを知っておくと役立つ豆知識
これまではひとつの大学で助手から講師、准教授、教授と昇進していきましたが、最近は昇進とともにほかの大学に異動することも増えています。授業の受けもちは大学によってかなり異なります。給与や労働時間はほかの大学教員と変わりません。数学教育のニーズは減りませんが、少子化により大学が統合・減少する可能性もあります。
問い合わせ
社団法人 日本数学会
TEL 03-3835-3483
この職業になるには