消防官になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
消防官になるには
どんなことをするの?
消防車で火事現場に駆けつけ、消火活動をする消防官。こうした「警防業務」のほかにも、災害を未然に防ぐための「予防業務」を行い、防災のあらゆる分野で、安全な街づくりを目指して働いています。
ここで活躍
「警防業務」には、火災現場での救助活動や、けが人・急病人に対する救急活動があります。119番通報を受けると、火災の発生場所や事故の概要、けが人・急病人の発生状況などを確認して出動。いつどんな状況で災害が発生しても適切な救助活動ができるよう、普段から訓練や演習に励んでいます。また「予防業務」には建築物や危険物施設に対する安全指導や、住民に対する防火指導などがあります。
なるにはこれが必要!
消防官採用試験は大学卒業程度、短大卒業程度、高校卒業程度などの試験区分ごとに行います。採用試験に合格すると、消防学校で数カ月から1年間、消防官として必要な基礎教育や訓練を受けます。その後、資格、能力、希望などによって、警防業務、予防業務、救急業務などに配置されます。平成3年に救急救命士法が公布され、救急救命士の国家資格をもつ救急隊員も増えています。知性や体力、奉仕の精神が求められる仕事といえるでしょう。
これを知っておくと役立つ豆知識
消火活動や救助活動、救急活動などの業務は、24時間いつでも対応するため当番勤務となっています。2〜3日に一度の割合で、朝から翌朝まで泊りがけで勤務。危険と背中合わせのため、給与は一般公務員より高くなっています。男性がほとんどですが、女性消防官の活躍も目立ってきました。
関連する資格
消防官採用試験
それぞれの市町村または消防本部で実施。受験資格は実施機関によって異なります。
救急救命士国家試験
救急救命士は、救急業務の際に医師の指示のもと、心拍の回復や気道確保などの救命措置を行うことができます。専門的な医学知識・技術が求められるので、指定の養成所で必要な知識・技術を習得したうえで受験します。
問い合わせ
各市町村の消防本部・消防局へ問い合わせてください。
この職業になるには