小説家になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
小説家になるには
どんなことをするの?
人間、社会、歴史的事件など自分の好きなテーマで、そして好きなスタイルで、自分の感受性と文学的想像力のおもむくままに作品を書き、発表するのが小説家です。
ここで活躍
小説家は出版社から依頼を受けて、あるいは自発的に小説の執筆に取り組みます。テーマにしたがって、創作内容を考え、登場人物の性格やストーリーを練り上げて、会話や動作、心理、情景などを文章によって描写します。執筆やそのための取材などが、編集者との二人三脚で行われることもあります。作品は文芸誌や週刊誌、新聞に掲載したり、単行本として出版し、小説以外にエッセイや座談会、講演会を依頼されることもあります。
なるにはこれが必要!
学歴や資格は必要なく、小説を書く力次第です。小説家としてデビューするには、出版社が行うコンテストに応募して新人賞を受賞するのが一般的な方法ですが、もちろん狭き門です。文章力や豊かな想像力、題材の蓄え、社会や人間や事件から着想を得る力、構想力、執筆への意欲や持続力が必要で、締め切りを守るために気力や体力、自分をコントロールする精神力も求められます。
これを知っておくと役立つ豆知識
最近はファックスやインターネットが普及し、地方在住の作家も増えています。主な収入源は、雑誌・新聞の原稿料と単行本の印税で、年収数億円の人気作家から、大卒の新入社員にも及ばない作家まで、大きな開きがあります。売れ行き次第で印税も変動するため、年度ごとの収入の変動も激しいようです。
問い合わせ
新人賞を目指すなら、各雑誌などに掲載されている応募要項を読みましょう。出版社主催の賞については、各社とも電話で問い合わせれば原稿規程を教えてくれるはずです。
この職業になるには