社会福祉施設介護職員になるには？

どんなことをするの？

高齢や身体的・精神的障がいによって、自立して日常生活が送れない人が、入所したり通所したりする社会福祉施設で、さまざまな世話を行うのが、社会福祉施設介護職員の仕事です。

ここで活躍

特別養護老人ホームなどの老人福祉施設や障がい者施設、介護医療型施設（病院）などで活躍できます。基本的な仕事は、施設利用者が自立して快適な生活を送れるように計画を作成し、援助を行うこと。食事、入浴、排泄の介助といった身体的介護はもちろん、利用者が楽しく暮らせるようにレクリエーションを計画するなど、精神面のケアも行います。生活相談員（指導員）や看護師などほかのスタッフとも協力して仕事を進めます。 　　　　　　　　　

なるにはこれが必要！

老人福祉施設などで働く場合は、とくに資格や免許は必要ありません。ただし、介護福祉士資格や２級以上のホームヘルパー養成課程を修了していると、採用時に有利でしょう。最近は、大学などの社会福祉系学科で学んだ人や、専門学校などで介護福祉士資格を取得した人の入職が増えています。高齢者や障がい者の介助を行う際には、一人ひとりの状態を理解し、思いやりの気持ちをもって接することが大切です。また、体力も必要です。

これを知っておくと役立つ豆知識

勤務先には２４時間介護を必要とする施設が多いため、交代勤務や夜間勤務があります。なお、交代をするときには、次の担当者に利用者の状態などについての申し送りを行います。

関連する資格

介護福祉士

身体または精神上の障がいによって日常生活に支障がある人を専門的知識・技術をもって介護するために必要な国家資格。取得するには、介護福祉士養成施設を卒業するか、一定期間の実務経験を積んで国家試験に合格することなどが必要です。

問い合わせ

（資格について）
財団法人　社会福祉振興・試験センター
TEL 03-3486-7559（国家試験情報専用電話案内）
FAX 03-3486-7527
厚生労働省社会・援護局
TEL 03-5253-1111（代）
全国社会福祉協議会　
TEL 03-3581-7801(代)　
社団法人　日本介護福祉士会
TEL 03-3507-0784

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