将来やりたい仕事は?仕事図鑑司法書士になるには?

ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。

司法書士になるには

どんなことをするの?

家の新築や売買、相続の時などに必要な書類の作成や法律上の手続き。それらを私たちに代わって行うのが司法書士。仕事の範囲は広く、最も多いのが、土地や建物を売買する時に必要な「不動産登記」の手続きです。

ここで活躍

司法書士事務所に勤務するか、事務所を開業します。土地の登記の依頼を受けた場合、まず登記所で登記簿を閲覧し、土地の場所や広さ、所有権の名義人などを確認。次に売った人と買った人双方から、登記申請を代理するための委任状をもらいます。売買契約書や登記所の発行した権利証、市町村の発行する売主の印鑑証明などをよく確認したうえで、申請書など必要書類を作成し、登記所へ提出するまでが仕事です。          

なるにはこれが必要!

司法書士になるには、司法書士国家試験に合格しなければなりません。大学法学部卒業程度の学力が必要です。公正・慎重・誠実な仕事ぶりで信頼に応えられる人、依頼人の話を親身に聞ける人、温厚な性格の人が向いています。また開業後も、めまぐるしく変わる法律を勉強し続ける努力が必要です。

これを知っておくと役立つ豆知識

「登記」とは、土地や建物などの財産についての権利を公的に示すために、法務局にある「登記簿」と呼ばれる台帳に記録することです。会社や法人の設立・合併、役員・目的の変更、本店の移転などの際にも登記をする必要があり、司法書士が代理人となって手続きを行います。窓口は法務局の登記所です。

関連する資格

司法書士試験

司法書士試験では、民法・商法・刑法などの法律理論のほか、不動産登記、商業登記、民事訴訟などの法令が問われます。合格率3%ほどの難関なので、専門学校で勉強したり、司法書士事務所で働きながら合格を目指すのもひとつの方法です。

問い合わせ

日本司法書士会連合会
TEL 03-3359-4171(代)
(司法書士試験について)
法務省 民事局
TEL 03-3580-4111(代)

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