工業デザイナーになるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
工業デザイナーになるには
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どんなことをするの?
工業デザイナーは、文房具やカメラ、時計屋、家電から自動車までさまざまな製品をその企画開発からかかわり、製品や素材のスタイルのデザインをします。
ここで活躍
家電・自動車・家庭用品などの工業製品を生産しているメーカーに勤務することが多い工業デザイナーは、まずその製品に対する消費者の好みやニーズ傾向を調べ、デザインをつくっていきます。それをもとに製品企画担当者や生産技術者、販売担当者と検討を重ね、メーカーの幹部も加わって、最適と思われるデザインを決定します。その模型をつくり、何度か改造や修正を加えて最終的なモデルを決定し、それを図面化するまでが仕事です。
なるにはこれが必要!
資格は必要ありません。大学や専門学校、高校で工学デザインを学び、製図や素材など工業の知識をもっているほうが有利です。芸術的な感性はもちろん、マーケティングの知識も望まれるようになってきています。企画担当者、生産担当者、販売担当者とチームを組むこともあり、協調性、指導力、説得力も必要です。自分がつくりたいものを主張するのではなく、メーカーと消費者が望むものをうまく一致させることが要求されます。
これを知っておくと役立つ豆知識
1社で200人以上の工業デザイナーを抱えている会社もあります。工業デザインプロダクションに勤務したり、経営している人もいます。フリーでの活動も可能ですが、新製品の機密を守るため、専属契約をすることが多いようです。
問い合わせ
社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会
TEL 03-3587-6391
FAX 03-3587-6393
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