将来やりたい仕事は?仕事図鑑古書店員になるには?

ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。

古書店員になるには

どんなことをするの?

古本屋としてなじみの深い職業。古今東西の書物や関連資料のすべてを扱い、販売します。単なる本のリサイクル事業ではなく、本の目利きとして読者のニーズに応えながら、貴重な文化遺産を発掘する役割も担っています。

ここで活躍

一般的な古書店では、比較的最近に発刊された書籍を中古で買い取り、買い取った値段より高く、定価より安い値段で販売。その一方、絶版になった本や1冊が何百万円もするような貴重な本を扱う店もあります。古書店員の仕事は、仕入れ→再生→再評価→販売という流れで行われますが、なかでも重要なのは「再評価」。現在の価値観や希少性によって古書を総合的に判断。適正な価格を定めます。          

なるにはこれが必要!

学歴や資格は必要ありません。本が好きで、組織などに縛られない自由な生き方に魅力を感じるタイプの人が目指すことが多いようです。独立して店をもちたい場合、まずは既存の古書店の店員として、古書の世界に関する知識を学び、経験を積むこと。独立後の収入や労働条件などは個人の才覚や考え方により異なります。なお開業する場合は各都道府県の公安委員会から「古物商」の許可を取る必要があります。

これを知っておくと役立つ豆知識

最近では女性の参入も目立ちます。またインターネットを通じて古書を販売する形態の古書店も今後ますます増えそうです。

問い合わせ

全国古書籍商組合連合会
東京都古書籍商業協同組合
TEL 03-3293-0161
FAX 03-3291-5353

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