将来やりたい仕事は?仕事図鑑金工作家になるには?

ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。

金工作家になるには

どんなことをするの?

金属を材料に、伝統的な工芸品である食器、酒器、茶器、花器、置物、各種装飾品のほか、現代的な生産工程による日用品や工業製品、各種金具類道具・金具類、美術工芸品などをつくり出すのが金工作家です。

ここで活躍

素材自体や加工に関心をもち、金属加工業などに従事したり、企画や意匠をする金属造形デザイナーになる人もいます。仕事の種類を大別すると、鋳型に溶けた金属を注入して器物を成形する鋳金、地金を叩いて成形する鍛金、金工品を鏨(たがね)で彫刻・加飾する彫金、メッキをする鍍金(ときん)や着色などの表面処理に分けられます。

なるにはこれが必要!

専門学校や美術・芸術大学を卒業しておくと、就業に際して人的ネットワークの利用や情報収集面で有利です。家業が金工に関連している場合も、有利な立場にあるといえます。美術・工芸作家には、素材に対する十分な知識、技法、絵心などが求められます。制作意欲や研究心、それに十分な気力・忍耐力と体力が求められます。近年は急増している大卒者を中心に金工作家が自ら新しい就業先を積極的に開拓する雰囲気が見られます。

これを知っておくと役立つ豆知識

原料調達、作品発表の利便性などから都会やその周辺に住むことが多いようです。最近では温もりある手作りの一品に関心が高まり、使いやすく親しみのある金工品、暮らしの中で輝くような小物に人気が出ています。

問い合わせ

公益社団法人 日本工芸会
TEL 03-3828-9785
FAX 03-3828-0025
上記のほか、各種展覧会主催団体事務局、金沢卯辰山工芸工房などの研修施設、彫金、ジュエリー、鍛金などの講座を有する専門学校、東京芸術大学をはじめとする各地の美術・芸術系大学などに問い合わせてください。

この職業になるには