教育・研修事務員になるには?
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どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
教育・研修事務員になるには
どんなことをするの?
企業経営において最も重視されることのひとつが、優秀な人材を揃えること。そこで企業では社員に研修を行って、必要な知識や技術・技能を習得させます。こうした研修をサポートするのが、教育・研修事務員です。
ここで活躍
民間企業や官公庁、各種団体などの研修担当部門に勤務するほか、研修専門団体・会社などで働きます。まず、どんな内容の研修が必要かを調査して研修計画を作成。講師の依頼や場所の手配をしてから、研修日までに講義内容を打ち合わせたり資料などの準備を行います。当日は、研修がスムーズに進むよう講師や受講者をサポート。研修実施後には結果をまとめて内容などの見直しを行い、次回の研修に反映させていきます。
なるにはこれが必要!
一般的には、入職後ほかの部門などで3〜10年以上実務経験を積んだうえで、適性や希望に応じて教育・研修事務員として配属されるようです。大学で教職課程を修了していたり、「ビジネス・キャリア制度」で認定を受けていると有利でしょう。講師や受講者などに対応する仕事のため、人と接するのが好きなことや、人材育成に対する熱意をもち、研修方法などについても研究していく姿勢も必要です。
これを知っておくと役立つ豆知識
研修期間の前後には準備や事後処理のために、また年度の始めや終わりには年間計画や研修の統計などを作成するために、残業をすることもあります。研修には、職務経験などに応じて入社時研修、中堅社員研修、幹部層研修などがあるほか、職務上必要な知識・技術などを習得する業務専門研修などがあります。
関連する資格
ビジネス・キャリア検定試験
厚生労働省が創設し中央職業能力開発協会が運営する制度。事務系の職種に必要な14部門を3級、2級、1級のレベルに区分し、43の試験単位ごとに実施されている。教育研修事務員に該当するのは「人事・人材開発」部門。
問い合わせ
一般社団法人 日本産業訓練協会
TEL 03-3409-3551
FAX 03-3409-7334
中央職業能力開発協会ビジネス・キャリア試験課
TEL 03-6758-2835
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