将来やりたい仕事は?仕事図鑑画家になるには?

ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。

画家になるには

どんなことをするの?

画家は自分の感性とスタイルで絵を描くことを通して、時代の感覚と自己の感じるところを表現します。優れた作品は、時と場所を超えて人の心を豊かにしてくれます。

ここで活躍

風景や人物、静物、抽象的な題材をとりあげて、各種の画材で紙・絹布・キャンバスなどに絵を描きます。制作にあたっては、風景やモデルなど対象を細かく観察したり、想像力を駆使して表現します。日本では、画材によって「日本画家」と「洋画家」に分けられます。日本画は鉱物や動植物などを原料とした顔料と膠(にかわ)を用いるのが一般的です。洋画は油絵の具でキャンバスに描きます。水彩画やアクリル画も洋画に入ります。          

なるにはこれが必要!

美術系の予備校で基礎技術を身につけてから大学や専門学校に進む人も多いようです。学校では、美術史や文化史、美学などの学科や、デッサンや遠近法にはじまる幅広い画法実技を学びます。常に「美」に対する感覚を研ぎ澄ます努力が必要で、そのため多くの仲間や先輩との交流の中で切磋琢磨して自分のスタイルを探求し続けます。

これを知っておくと役立つ豆知識

絵画制作だけで生計を立てられる画家は国内で数百人程度、ほかに美術大学をはじめ専門学校や中学高校などで絵画・美術の教職のかたわら公募展への出品や個展開催などの制作活動を行っている画家は、日本画家で2000人程度、洋画家でその5〜6倍になるでしょう。収入は人によってはっきりと差があります。

問い合わせ

社団法人 日本美術家連盟
TEL 03-3542-2581(代)
FAX 03-3545-8429

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