花火師になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
花火師になるには
花火師の目指しかたを動画でチェック
どんなことをするの?
夏の夜空に大輪の花を咲かせる伝統芸術「花火」。その花火を製作して打ち揚げるのが花火師です。花火の生産は機械化が難しく、空中で開いた時の形や色、音の変化を出すには、熟練した手作業が必要です。
ここで活躍
煙火(花火)の製造・販売事業所で働きます。花火師の仕事は、花火大会のプログラムづくりや材料の準備から始まります。コンクールともなると、イメージや表現などの芸術性に苦心。大会当日には打揚筒に花火をセットし、連発で打ち揚げる場合は秒時差で点火します。また落下物の回収も行います。
なるにはこれが必要!
煙火(花火)の製造・販売事業所の多くが、代々世襲制を主とする小さな会社で、縁故による採用が多いようです。毎年、打ち揚げ最盛期に雇われる臨時作業員として働き、能力を認められて正式に雇われるのも一方法です。煙火関係事業所に就職後は補助作業から始め、経験を積んで打揚技能を習得。また保安講習会を受講して「煙火打揚従事者手帳」を取得する必要があります。
これを知っておくと役立つ豆知識
最も忙しいのは、花火シーズンの夏。7〜8月の花火大会には多数の臨時作業員が雇われます。近年は、スポーツ大会やテーマパークのイベント、年末年始など、夏以外の仕事も増えてきました。
関連する資格
煙火打揚従事者手帳
経験を積んで打揚技能を習得し、各支部ごとに実施している保安講習会を受講した者に対して交付されます。
火薬類製造保安責任者
花火製造工場で作業の指揮・監督者になるには、火薬類製造保安責任者の免許(甲種・乙種・丙種)を取得する必要があります。
問い合わせ
社団法人 日本煙火協会
TEL 03-5652-7855
社団法人 全国火薬類保安協会
TEL 03-3553-8762
この職業になるには